忍者ブログ

 
年賀状展によせて

みなさん新年明けましておめでとうございます。今年最初の展示は、私に届いた年賀状を展示してみました。「何じゃ!」と思われるかもしれませんがご覧いただければ幸いです。
私は新年早々することは、まず新聞を取りにいってから家族で雑煮をいただきます。そして届いた年賀状を見るのが一番の楽しみです。
年賀状について振り返ってみますとそれは約60年余り前にさかのぼると思います。小学校5~6年生の頃だったと思います。父や姉には沢山の年賀状が届いていました。特に父には沢山届いていたのを今でも記憶に残っています。その頃から自分にも年賀状が欲しくてたまりませんでした。中学になってから少しずつ頂くようになってきました。うれしかったです。その頃から友達になった人や世話になった人などにこつこつ出すようになっていったわけです。高校は加西市にあります当時全寮制の県立播磨農業高等学校でした。
当時高校2年の時の正月まえ休みに寮でくつろいでいて、後輩のひとが年賀状に版画をやっているのをみて、即座に自分もやってみようと思ったのがきっかけで現在に至っています。約53年余りになりますかね?一年に一回だけのことがここまで続くとは思っても見ませんでした。最初は干支だけを彫って新年のあいさつの添え物として版画を押していましたが、枚数が増えてきて、それから自分の生き方、信念を短くまとめたメッセージを版画にしたのが、現在に至っています。最初の頃は、一枚一枚謄写版のローラーでインクをつけて仕上げていました。今は時代の流れと共に少しやり方が変わってきましたが基本年賀状に対する思いは50余年前と少しも変わっていません。
そして変わらないことがもう一つあります。それは私の年賀状が出来上がるまでには結構時間がかかっています。アイデアが決まるまでに苦労があります。一昨年の暮れも同様でした。昨年は早い方で、12月31日に投函できました。
最近は頂く年賀状もプリントすることでとてもカラフルになってきました。私は届く一枚一枚の年賀状から元気をもらっているように思います。しかし最近は高齢になり年賀状は次からは失礼しますとあったりもします。仕方がありませんが、私は今年が「ねずみ 子」ですからもう一回りは頑張ってみようと思っています。
しばらくの間は年賀状「作品」が増えてくるとは思いますがそれもまた楽しみにしておいてください。差し出す人、受け取る人お互い元気に頑張りましょう。
今年も皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたします。

会期  令和2年1月5日~1月29日

時間  午前9時~午後4時

休館日 毎木曜日(9,16,23)

入場  無料

◎ ジャンルは問いません。展示をしてみませんか?連絡を待っています。
PR





忍者ブログ[PR]